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マネー&ファイナンスガイド
税金の知識

日本には現在、約50種類の税金があります。税金は、国家の運営の原資となりますが、パーソナルファインスでは、まず第一に最も個人に関わりの深い所得税について学びましょう。

①所得税とは

所得税は、私たち個人が得た利益(所得)に対してかかる税金です。毎年1月1日から、その年の12月31日までの所得に対して課税されます。なお、所得とは、単純に手元に入ってきたお金ではなく、それを得るために使ったお金は必要経費といって、総収入額柄引き算をし、残ったお金のことを指しています。

所得 = 1年間の総収入 - 収入を得るための必要経費

②所得の種類

所得とはいっても、働いて得る所得もあれば、人からもらって得る所得もあります。一生懸命働いて得た所得とたまたま人からもらった所得に対して、同じような基準で課税をするのはやはり好ましくはありません。そこで、所得税法では、所得を10種類に分類し、所得の種類に応じて、課税の方法を変える手段をとっています。所得の種類は以下の10種類です。

利子所得配当所得不動産所得

事業所得給与所得退職所得

山林所得譲渡所得一時所得

雑所得空白イメージ空白イメージ

③課税方式

10種類の各所得は、種類によって「総合課税」「分離課税」「源泉分離課税」されるものの3つに分けられています。総合課税は、所得を合計して税額を計算します。これが所得税の課税原則です。ただし、所得の額が大きくなるものや、特別の配慮で税率を低くするものなどは別途、分離して税額を計算するようにしています。前者の代表は土地や建物の譲渡所得で、後者の代表は退職所得です。なお、利子所得などは、支払を受ける時点ですでに税金が天引きされています。これを源泉分離課税といいます。

④所得控除

上記のように、課税対象ごとに所得を合算したら、次に「所得控除」するものを洗い出します。これは、個人の生活面の事情を考慮するためのもので、14種類定められています。例えば、医療費控除というのは、医療費で支出した分は、一定金額までは課税金額から控除し、税金を安くする仕組みです。

⑤税額の計算

③と④を経て算出したか税金額に、所定の税率を乗じて、所得税額を算出します。

このように、所得税の算出は、少々複雑なステップを踏むことになりますが、パーソナルファイナンスの実践のためには、こうしたこともしっかり押えておく必要があります。