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マネー&ファイナンスガイド
金利の動き

経済や金融は生き物だと言われています。ですので、時には世界規模で誰も想像できないような出来事が起こるものです。古くは1929年の世界恐慌、近年では2008年の世界同時不況などです。ところが、金融の世界にもセオリーのようなものがあり、あることが起こると、必ずある事象が出現する、というようなものもあります。金融や経済は日々変化するので、さまざまな指標を確認したり、情報収集は前述した方法で続けていただくとしても、こうしたセオリー自体はある程度頭に入れておいたほうが効率的に情報に接することができると思います。
ここでは、代表的なセオリーである「金利」とその他の経済の要素の関係を記載しますので、ぜひ記憶しておいてください。

金利とは、いわばお金の利用料のようなもので、お金を借りた人が貸した人に借りたお金に上乗せして支払うものです。利子、利息などとも言われます。
そして、このお金の利用料である金利は、さまざまな要素で変動することが知られています。例えば、景気、為替などが金利にどのような影響を及ぼすのかを確認してみましょう。

①景気と金利の関係

 いわゆる「景気」がよくなると「金利」は上昇します。悪くなれば逆に低下します。

景気が拡大する

↓

経済活動が活発になる

↓

資金の需要が増える

↓

お金が足りなくなる

↓

利用料(金利)が高くてもみんな借りる

↓

金利上昇

 

景気が後退する

↓

経済活動が停滞する

↓

資金の需要が低迷する

↓

お金が余ってしまう

↓

利用料(金利)を低くしないと誰も借りない

↓

金利低下

また、景気拡大局面では物価が上昇し、インフレ懸念から資金の需要が高まりますので、同じく「物価上昇」=「金利上昇」となり、逆に「物価下落」=「金利低下」となります。

②為替相場と金利

 為替相場が円安になると、金利が上昇し、円高になると金利が低下します。

円安(円の価値が下がる)

↓

輸入物価が割高になる

↓

輸入品の高騰で国内物価が上昇する

↓

インフレ懸念から資金需要が増加する

↓

利用料(金利)が高くてもみんな借りる

↓

金利上昇

 

円高(円の価値が上がる)

↓

輸入物価が割安になる

↓

輸入品の値下がりで国内物価が下落する

↓

消費意欲が後退し、資金需要が低迷する

↓

利用料(金利)を低くしないと誰も借りない

↓

金利低下