金融や経済の知識はどのように吸収していけばよいのでしょうか。もちろん、経済学などの学問を学ぶことで体系的に理解することが可能であれば、それをするにこしたことはありません。ただし、このサイトのテーマであるパーソナルファイナンスの観点からいえば、そこまで本格的に勉強をしなくても、十分に自分の資産を形成し運用していくことは可能です。
まず、経済、金融に対する苦手意識をなくすために、手元にある新聞を読むことから始めましょう。新聞は、一般紙であればどの新聞でもいいでしょう。新聞の一面や経済、金融面をざっと眺めてみましょう。何が何でも読む、という姿勢は必要ありません。とにかくざっと眺めて、知っている用語が出ている記事などは読んでみてください。理解できなくても構いません。
また、社説に経済関係の記事が出ていれば、こちらは頑張って読んでみてください。社説の記事は、基本的には難しい内容はなく、また、用語等で難しいものがあれば解説や説明が入っていることが多いので、習慣として目を通すことをおすすめします。
わからない用語が出たら、インターネットの用語説明サイトで簡単に確認しておきましょう。市販の経済金融用語集のようなものもいいですが、インターネットで調べた方が、他の関連用語も容易に確認できるのでおすすめです。
そうして、慣れてきたら、日本経済新聞などに進むとよいでしょう。また、経済雑誌などは、新聞広告で記事のヘッドラインを確認し、面白そうだと思う記事があれば書店の店頭で確認し、必要であれば購入すればよいでしょう。
こうして、少しずつ経済や金融に対する苦手意識をなくしていきます。
インターネットを中心に高度に情報化が進んだ現代では、様々な経済指標の発表がインターネットで確認することができます。インターネットのブックマークやRSSの登録など、自動的に情報を収集する方法を検討し、常に新鮮なデータを取得する仕組みを検討してみましょう。
インターネットとは違い、書籍と言うのは基本的にその中で完結していることが多いです。つまり、「企業の海外投資」や「日本の財政収支」などの興味のあるテーマが見つかったら、それに関連した書籍の入門書を購入してみましょう。そうすれば、その事象が起こる背景、現象、影響、対策、将来予想など、一本筋の通った知識を学ぶことができるでしょう。インターネット書店や図書館HP などでキーワードを1,2つ入れれば、該当する書籍がズラッと表示されますので、その中からよさそうな本を選んで、ぜひ手に取り一読してみてください。
金融や経済については、各種団体が有料、無料の様々セミナーを開催しています。そうしたセミナーの資料は、ポイントをしぼった非常に分かりやすいものが多いのが特徴です。こうした機会を利用して、少しでもそうした資料を手に入れ、セミナーの内容を書き込むなどして、自分だけの虎の巻を作ってみましょう。
経済や金融の数値やデータは、各種団体から発表されるものがインターネットなどで確認できますが、それは決して分かりやすいものばかりではありません。ところが、新聞や雑誌には、そうしたデータが非常に分かりやすい形に加工して掲載されていることが多いのです。ですので、新聞の中で、何かのグラフや表を見て、これは新聞社や雑誌社が、一般に公表されているデータを分かりやすく加工したものだ、と思ったらぜひ切り取って、自分のスクラップとして保管してください。こうしたデータを蓄積していくと、自分なりの観点で金融を語ることができるようになってきます。
