先日オバマ政権が台湾への兵器売却を決めましたが、この動きに関してはやはり中台間の軍事バランスが崩れてきているということがあると思います。昨年10月1日(国慶節)に行われた中国建国60周年の軍事パレードで披露された最新鋭兵器の数々を見ても、中国の軍事力増強の速度と規模が大変な状況であることが分かりますが、そのことを考えますとある程度台湾の兵力を増強しなければ軍事バランスが完全に崩れてしまうということでしょう。
日中間の軍事バランスについて言えば、日本はGDP自身が増加して行かない中で「GNP比1%枠」としてきた防衛費を更に切り詰める方向ですが、一方で中国のGDPは今後更に増え続け、その中で中国は更なる兵力増強を図っていくことになりますので、その軍事バランスは当然壊れて行きます。日本と中国のGDP順位は為替の影響もあり09年中に日本が中国に抜かれることはありませんでしたが、10年中には間違いなく日本が世界第3位となり、中国が米国に次いで世界第2位になると思われます。その上、09年に政府目標の8%を上回る8.7%となった中国のGDPは、10~11年については10%程度の経済成長率が見込まれています。このように高成長を続けて行く中国が莫大な軍事費を支出して行くということですので、
2010年2月 4日 17:03